サイディング外壁に隙間が!! 埋める・埋めないの判断と正しい補修方法 パート1

皆様お疲れ様です!! 工事管理部の市村ですm(_ _)m
本日は結構お客様にも質問が多い、サイディング外壁の隙間についてお答えして行きたいと思います。

実はサイディングは、日々の生活による振動や建材の自然な収縮によって隙間ができることがあります。
このような隙間はもともと構造上できるもので、雨漏りの恐れもほとんどないため、心配する必要はありません。
しかしお家が経年劣化すると、本来無かったはずの隙間ができる場合もあり、こちらは対処が必要です。

サイディング外壁にできる隙間は、大きく3パターンに分けられます。

【危険度・低】横方向の隙間

横方向にできる隙間は、基本的に危険はありません
実はお家は、建ててから何年もかけて乾燥して収縮したり、人の出入りや生活、物の重みが加わったりすることによって少し動きます。
このとき外壁のサイディングも一緒に動いて、わずかに隙間が出来てしまうことがあるのです。
ただ、サイディングは内側で少し重なるような構造になっているため、横の隙間から水が入って雨漏りする。。ということは滅多にありません。

■サイディングのお家の断面図

内側で重なってかみ合うような形になっているため、多少の隙間があっても中まで水が入ることはありません。
横方向の隙間はどのお家でも起こりうる症状で、雨漏りする危険も低いですので、心配する必要はないでしょう。

実は、横方向の隙間は埋めないほうが良い!!

横方向の隙間は雨漏りの危険はないとわかっていても、「見た目が気になるから埋めてほしい」という方もいるかも知れません。
しかし横方向の隙間は、できるだけ埋めないことをおすすめします。
埋めることでかえって雨漏りのリスクが高まってしまうからです
サイディングと内壁の間には1~2センチのスペースがあり、通気ができるようになってります。
横の隙間は、ここを通る内側の湿気を逃がす役割もしているのです。

■サイディングの通気

万が一この隙間を塞いでしまうと、中に湿気が溜まって内部結露をお越し、内壁や構造の木材を傷めてしまう原因になります。
横の隙間は通気のために必要なため、埋めないように注意しましょう。

次回もサイディングの隙間についてご説明させていただきますのでよろしくお願い致しますm(_ _)m

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