外壁塗装を予定しているけど、花粉がひどい時期とかぶりそう・・・。
「花粉の時期に塗装しても大丈夫なの?」
「花粉が壁に付くことはないの?」
と気になって検索しているのではないでしょうか。
花粉は、車などにつくとシミの原因となることもあるので、外壁塗装にも影響があるのではないかと心配ですよね。
ただ実は、外壁塗装工事においては花粉による品質への悪影響はありません。
実際に花粉が増える春や秋は、塗装の工事件数が増える時期でもあります。
とはいっても「大丈夫です!」と言われただけでは、その理由が分からずイマイチ安心できませんよね。
そこで今回は、外壁塗装で花粉が悪影響を及ぼさない理由について解説していきます
1-1 粒子が小さく品質に問題が起きない
砂埃などは粒子が大きいため、外壁に付いたまま塗装すると剥がれやすくなります。
しかし、花粉(や黄砂、PM2.5など)はとても小さい粒子です。
外壁に付いたまま塗装をしても後々不具合には繋がりません。
そのため、花粉が飛ぶ季節であっても、塗装工事を行なうことが出来ます。
1-2 塗装前の高圧洗浄作業で花粉が落ちる
外壁塗装工事では、塗装作業の前に高圧洗浄を行ないます。
大きな粒子の花粉が付いていたとしても、高圧洗浄の際に花粉を落とすことが出来ます。
屋根塗装も同様です。
高圧で表面を綺麗にすることができるので、花粉が付いたまま塗装することはほとんどありません。
1-3 飛散防止シートで花粉をブロックできる
外壁塗装工事の際には、足場を立てて塗料や高圧洗浄の水が飛ばないように飛散防止シートを張ります。
そのため工事中も飛散防止シートによって花粉を防ぐことができます。
大きな粒子の花粉も外壁に付かずに塗装作業ができるので、剥がれやすくなるなどの恐れはありません。
2章 花粉症の方必見!工事前のチェックポイント
花粉が塗装工事自体に悪影響を及ぼすことはありませんが、いくつかポイントを業者に確認しておくことでより安心して工事を行なうことが出来ます。
特に花粉症の方は、実際の工事にお役立てください。
2-1 職人との対面を避けられるか
花粉が飛ぶ時期に塗装工事を行うと、外にいる職人が花粉をまとってしまうことがあります。
そのため、職人との対面をなるべく避けることができるか確認しましょう。
ただし、全く挨拶や報告もなく作業をされるのも、本当にきちんと作業してもらえているのか心配です。
そのため以下のような対応をしてくれるところだと安心です。
・作業開始、作業終了はインターホンで報告
・毎回作業内容をノートや手紙などで残してくれる
・お茶出しは一切不要
塗装工事を契約する前に、上記の対応をしてもらえるか確認しておきましょう。
2-2 低汚染塗料で塗装してもらえるか
塗装後に花粉が付くのが気になる方は、低汚染塗料で塗装してもらえるか確認しましょう。
低汚染塗料とは塗った後に汚れが落ちやすくなる・付きにくくなる塗料です。
「セルフクリーニング機能」が付いているため、汚れや花粉が雨で流れやすくなります。
塗装工事後も花粉が付きにくいお家になるのでおすすめです。
業者によっては、低汚染塗料を扱っていないところもあるので、事前に確認しておきましょう。
2-3 作業中の写真を撮ってくれるか
作業中の写真を撮ってくれるかも確認しましょう。
塗装工事では、外壁や屋根に付いた汚れや花粉を高圧洗浄で落とす作業を行ないます。
しかし、高圧洗浄の作業をご自身で確認することは濡れてしまうので出来ません。
そのため、高圧洗浄をしているところや高圧洗浄後の綺麗になった外壁や屋根の写真を撮ってくれるか確認してみましょう。
他にも塗っている様子などが分かると、品質的にも安心できます。
作業中の写真は撮ってもらって最後にもらうと良いでしょう。
花粉が多くなるのは春や秋なので、間の5~8月や11~1月などで塗装をしましょう。
また花粉症をお持ちの方は、避けたい花粉の時期を見て計画すると良いでしょう。
ただし、工事を半年、1年、2年と先延ばししすぎると、外壁の劣化が進んでしまいます。
時期をずらすとしても1~3か月ほどにしておきましょう。
まとめ
いかがでしたか。
基本的に外壁塗装工事で花粉が悪影響を及ぼすことはありません。
ただ、花粉症の方は事前に以下の3点を確認しておくとより安心です。
・職人との対面を避けられるか
・低汚染塗料で塗装してもらえるか
・作業中の写真を撮ってくれるか
それでも心配な方は、花粉の時期を避けて塗装する事をおすすめします。
ただし、塗装時期を先延ばししすぎると、外壁の劣化症状が悪化してしまうので注意してくださいね。
花粉での不安を少しでも取り除いて、安心の工事を行なっていきましょう。
塗装でお困りの方はいつでもお気軽にお声掛けください!