モルタル壁の補修について!

皆さんこんにちは!

地域サポーターの高野です!

今回はモルタル壁の補修について説明していきます!

ふと外壁を見るとひび割れを発見!

まだ大丈夫なのか、直した方がいいのか?等、意識が入り心配ごとになりますよね。

ひび割れを見つけたらまず、ひび割れがどれくらいの幅なのか、またどのようなひび割れなのかを確認しましょう!

今日はモルタル壁のひび割れ補修についてお話をせていただきます!

モルタル壁とは

モルタル壁とは、水とセメントと砂を1:2:5の割合(適宜調整する場合もあります)で混ぜ合わせた素材で形成されたモルタルの下地によって作られた外壁です。主成分がセメントで構成されており、非常に丈夫なイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、モルタル壁自体の防水性は低いという特徴があります。

モルタル壁で最も注意したい点は、ひび割れが発生しやすいということです。

窯業系サイディングのように外壁に継ぎ目がなく、揺れに対応しにくいためひび割れは必ず発生すると考えた方が良いです。ひび割れは建物内部に水の浸入経路を作ってしまうことになりますので、放置せずにメンテナンスをすることが大切です。

一見、小さな劣化症状に見えますが、決して放置しないようにしましょう。なぜなら、そのひび割れや塗膜がはがれている箇所から雨水が浸入し、雨漏りが発生するからです。

そのひび割れにも種類があります。

①ヘアークラック…幅0.3㎜以下、深さ4㎜以下のひび割れ。建物の構造の腐食や内部の鉄筋がさびるなどの心配はないため、早急に処置する必要はないが、塗装する際には補修工事が必要。

②構造クラック…幅0.3㎜以上、深さ4㎜以上のひび割れのことを指す。この構造クラックから雨水が浸入し、建物内部の腐食や鉄筋のさびが発生してしまうため、補修が必要となる。

クラックの周囲をV字(U字)にカットし、プライマー(下塗り材)を塗布した後にコーキング材を充填します。V字(U字)にカットするのは、クラック内部の凹凸を均一にし、プライマー(下塗り材)やコーキング材を密着しやすくするためです。

補修方法について

弾性のある充填剤や塗料を塗り込んで対処します。
ひび割れに沿って外壁をU型(V型)にカットし、その溝内にシーリングや弾性のある充填剤を充填します。

ひび割れがひどいところはVカットを行っています。

シーリングで補修を行い完了です。

いかがでしたか?

外壁のひび割れという劣化症状を発見したら、雨漏りや症状が悪化する前に「そろそろメンテナンス時期である」ということを認識し早めの診断や補修の依頼お見積りを依頼してみてください!!