レガロシリーズとは?耐用年数17年の宮古島暴露試験で実証された無機塗料をわかりやすく解説

無機レガロシリーズの特徴を解説するアイキャッチ画像。耐用年数17年、宮古島暴露試験、クワトロガードテクノロジー、保証・家健など、レガロシリーズの主なポイントをまとめている。


「レガロシリーズって、どんな塗料?」
「他の塗料と何が違うの?」
「うちにレガロを提案されたけど、本当に合っているか分からない」

PLジャパンの「レガロシリーズ」は、シロキサン結合を活用した高耐候性の無機塗料です。耐用年数は15〜17年、無機塗料の中でも作業性と性能のバランスに優れた1本として、多くの戸建てやマンションで採用されています。

この記事では、宇都宮市で外壁塗装を行う十文字が、レガロシリーズの仕様・ラインナップ・施工事例・家健アフターメンテナンスとの組み合わせまで解説します。

目次

この記事の要点

  • レガロシリーズはPLジャパン製の「高耐候性ラジカル制御型シロキサン無機塗料」
  • 耐用年数は15〜17年(STANDARDプラン17年耐久)
  • 1液型・2液型・遮熱型・水性タイプから選べる4つのラインナップ
  • シロキサン結合のエネルギーが紫外線を上回るため、塗膜が劣化しにくい
  • 十文字では家健(いえけん)アフターメンテナンス3回付きで提供

まず結論:レガロシリーズの基本スペック

レガロシリーズの製品イメージ画像。赤と黒を基調にした背景に、レガロシリーズの名称、STANDARD LINE、耐用年数15〜17年、F☆☆☆☆、艶調整可能、1液型水性・弱溶剤、屋根・外壁塗料といった特徴が配置されている。
  • 正式名称:高耐候性ラジカル制御型シロキサン無機塗料 レガロシリーズ
  • メーカー:PAINT LINEジャパン(PLジャパン)
  • カテゴリ:STANDARD無機塗料(STANDARDプラン)
  • 耐用年数:15〜17年
  • 認証:F☆☆☆☆(Fフォースター/低VOC)
  • 艶調整:可能(全艶/5分艶/3分艶)
  • 主な技術:クワトロガードテクノロジー採用

ラインナップ4種から、外壁・屋根・水性・遮熱型を選べる柔軟性が特徴です。

シロキサン無機塗料・F☆☆☆☆・クワトロガードとは?用語の整理

レガロシリーズの解説に入る前に、3つの用語を押さえてください。

シロキサン無機塗料とは、ケイ素と酸素の結合(Si-O-Si=シロキサン結合)を主骨格にした塗料です。シロキサン結合は紫外線エネルギーよりも結合エネルギーが大きいため、紫外線で切れにくい=長期間劣化しにくいという特性があります。

F☆☆☆☆(Fフォースター)とは、ホルムアルデヒドの放散量が極めて少ないことを示す建築材料の最高等級です。室内空気環境への影響が最も少ない区分で、使用面積に制限がない安心の認証です。

クワトロガードテクノロジーとは、PLジャパン独自の4つの技術(高耐候性特殊チタン・ラジカルバリアシステム・高性能光安定剤・特殊架橋型ハイグレード樹脂)を組み合わせた無機塗料の保護システムです。

F☆☆☆☆(Fフォースター)の詳細はこちらから

レガロシリーズの特徴は?

結論:レガロシリーズは、耐候性・光沢性・低汚染性・防藻防カビ性・作業性をバランスよく備えた無機塗料です。

そのうえで、レガロシリーズは耐用年数15〜17年という耐久性だけでなく、塗り替え後の仕上がりや汚れにくさ、住まいを長くきれいに保つための性能まで考えられています。

外壁塗装では、塗った直後の仕上がりだけでなく、数年後にどれだけ色ツヤを保てるか、雨筋汚れが目立ちにくいか、藻やカビが発生しにくいかも大切です。

1.色褪せしにくい高光沢性

レガロシリーズの高光沢性を示すカタログ画像。施工前後の外壁写真を比較し、色褪せしにくく艶のある仕上がりを保ちやすい特徴を紹介している。

優れた光沢性と平滑性により、塗り替え後の艶感を長く保ちやすい塗料です。
施工前後の比較でも、塗装後は外観にまとまりが出やすく、上品な仕上がりになりやすいことが分かります。
時間が経っても色あせしにくく、塗り替え直後の印象を維持しやすいのが魅力です。

2.雨・風にも強い高耐候性

レガロシリーズの高耐候性を示すカタログ画像。促進耐候性試験と宮古島屋外暴露データをもとに、紫外線や雨風に強い塗料であることを説明している。

耐候性に優れた無機成分「オルガノポリシロキサン」を配合することで、紫外線や雨、風による劣化に強い塗料になっています。
促進耐候性試験や宮古島での屋外暴露データでも、光沢保持率の高さが確認されており、長い目で見ても性能の低下を抑えやすいのが特長です。
外壁や屋根を長く守りたい方にとって、大きな安心につながる性能です。

3.手入れしやすい作業性

レガロシリーズの作業性を紹介するカタログ画像。職人が外壁を塗装している様子とともに、扱いやすく安定した仕上がりにつながる特徴を説明している。

作業性にも配慮された塗料です。
塗装時の扱いやすさに優れているため、仕上がりを安定させやすく、外壁全体をきれいに整えやすいのが特長です。
塗る工程そのものの安定感が、塗り替え後の仕上がりの良さにもつながります。

4.防藻・防カビ性

レガロシリーズの防藻・防カビ性を示すカタログ画像。防藻試験と防カビ試験の比較写真を掲載し、塗膜表面に藻やカビが発生しにくい特徴を紹介している。

防藻・防カビ試験においても、優れた性能を発揮しています。
塗膜表面に藻やカビが発生しにくいため、湿気の影響を受けやすい場所でも清潔感のある状態を保ちやすくなります。
見た目の印象を守るだけでなく、住まいを長く快適に保つうえでもうれしい性能です。

5.低汚染性

レガロシリーズの低汚染性を示すカタログ画像。屋外暴露後の汚染性能比較により、他社塗料と比べて汚れが目立ちにくい特徴を紹介している。

無機成分オルガノポリシロキサンの効果によって、汚れが付きにくい低汚染性を高めています。
屋外暴露後の比較でも、他社塗料と比べて汚れが目立ちにくく、きれいな状態を保ちやすいことが分かります。
雨筋やくすみが気になりにくく、日常的なお手入れの負担を抑えやすい点も特長です。

5つの特徴を支えるクワトロガードテクノロジー

レガロシリーズのクワトロガードテクノロジーを説明するカタログ画像。高耐候特殊チタン、ラジカルバリアシステム、高性能光安定剤、特殊架橋型ハイグレード樹脂など、塗膜性能を支える技術を紹介している。

無機レガロシリーズの特長は、単に「無機塗料だから」という理由だけで成り立っているわけではありません。

その性能を支えているのが、クワトロガードテクノロジーです。

カタログでは、クワトロガードテクノロジーの技術要素として、高耐候特殊チタン、ラジカルバリアシステム、高性能光安定剤、特殊架橋型ハイグレード樹脂が紹介されています。

紫外線による劣化を抑え、塗膜の安定性を高め、汚れにくさや耐候性につなげるために、複数の技術が組み合わされているのがレガロシリーズの特徴です。

宮古島暴露試験とは?レガロの耐候性を実証する屋外試験

結論:宮古島暴露試験は、塗料を実際の屋外に設置して経年変化を確認する試験です。室内で行う試験よりも住宅環境に近い条件で耐候性を検証でき、レガロシリーズもこの試験で耐久性が検証されています。

宮古島暴露試験と促進耐候性試験は何が違う?

塗料の耐候性試験には大きく2種類あります。

促進耐候性試験のイメージ画像。キセノンランプを使用して紫外線や水、温度を人工的に再現し、塗料の耐候性を短期間で評価する試験を紹介している。

促進耐候性試験(XWOM・キセノンランプ式)

  • ただし、雨風・湿度・温度差・塩害といった屋外環境のすべてを再現することはできない
  • キセノンランプで紫外線・水・温度を人工的に再現する室内試験
  • 短期間で結果が出るため、塗料同士の比較がしやすい

【写真引用】BOKEN 耐候性試験(キセノンウェザーメーター)|各種材料の耐候性評価
https://www.boken.or.jp/find_items/industrial_material/car_material/1116/

宮古島屋外暴露試験のイメージ画像。実際の屋外環境に塗膜サンプルを設置し、紫外線や雨風、湿気、塩害による経年変化を確認する試験を紹介している。

宮古島暴露試験(屋外暴露試験)

  • 実際の屋外に塗膜サンプルを設置し、自然環境のなかで経年変化を確認する試験
  • 紫外線・雨・風・湿気・塩害など、現実の条件をそのまま受ける
  • 結果が出るまでに長期間が必要だが、実際の住宅環境に近い性能を直接示せる

宮古島暴露試験の最大の強みは、「実際の家でどう劣化するか」をより正確に反映できる点です。促進試験が「実験室でのスコア」だとすれば、屋外暴露試験は「実戦データ」と言えます。

【写真引用】一般財団法人日本ウエザリングテストセンター 試験場紹介
https://www.jwtc.or.jp/request/natural-weathering/facility.html

なぜ宮古島で試験するのか?

結論:宮古島は日本国内でも特に紫外線が強く、塗料にとって最も過酷な環境の一つだからです。

宮古島は本州と比べて約3倍の紫外線量を記録する地域です。塗料の最大の劣化要因は紫外線なので、本州よりも遥かに厳しい環境で試験することで、塗料の本当の耐候性が見えてきます。

PLジャパンのカタログでも「日本一厳しいと言われる沖縄県屋外紫外線暴露試験場」で各塗料の耐久性を確認していることが明記されており、無機塗料以外の有機塗料は10年程度で耐久性の限界を判断されることが多いのに対し、無機塗料は耐久性が大きく伸びることが実証されています。

宮古島データは本州基準の3倍分データが測定できる

結論:宮古島での10年間の暴露試験は、本州基準の3倍の劣化環境下であり約30年分の耐候データに相当すると説明されています。

つまり、宮古島で10年経過しても劣化が確認されない塗料は、本州の標準的な気候であれば30年程度の使用にも耐える可能性が高い、という考え方です。

これが「無機塗料は本当に長持ちするのか」という疑問に対する、一つの科学的な回答になります。机上の予測ではなく、実物のサンプルが厳しい屋外環境で経年劣化を観察された結果としての裏付けがある、ということです。

レガロシリーズの宮古島データ

PLジャパンのカタログには、レガロシリーズの耐候性を示す2種類のデータが掲載されています。

・レガロシリーズ促進耐候性(XWOM)データ
・レガロシリーズ宮古島屋外暴露データ

特に宮古島屋外暴露データでは、実際の屋外環境で耐候性が確認されており、レガロシリーズは17年持つことが実証されています。
そのため、レガロシリーズの耐用年数は、想定やイメージではなく、実際の試験結果に基づいて15〜17年で案内しています。

つまり、レガロシリーズの15〜17年という数字は、机上の予測ではなく、促進耐候性試験と実際の宮古島での屋外暴露試験の両方で裏付けられた年数です。

「期待耐用年数」と「実証された耐候性」の違い

塗料の耐用年数には大きく2つの捉え方があります。

期待耐用年数と実証された耐候性の違いを説明するインフォグラフィック画像。メーカーの想定による予測値と、宮古島屋外暴露試験などで実際に確認された耐候性データの違いを比較している。
  • 期待耐用年数:メーカーの経験則や想定から導かれる予測値
  • 実証された耐候性:暴露試験などで実際に確認された数値

レガロシリーズの15〜17年という耐用年数は、机上の予測ではなく、実際の宮古島での屋外暴露試験データに裏付けられた数字です。

塗料を選ぶときに「カタログの数字をどこまで信頼できるか」を判断する基準として、暴露試験データの有無は大きな違いを生みます。

どんな建物・状況に向いている?

結論:無機塗料を初めて検討する方、コスト効率重視の方、賃貸物件や事業用建物に向いています。

向いているケース

  • 築10〜15年で1〜2回目の塗り替えを検討中
  • 無機塗料を試したいが、最高峰グレードはコスト的にハードルが高い
  • マンション・アパート改修(オーナー物件)で耐久性とコストを両立したい
  • 1液型の作業性で施工品質を安定させたい

あまり向かないケース

  • 「最後の塗装」として30年以上の耐久を求める方 → 無機ハイブリッドチタンガード(PREMIUMプラン)が適切
  • 強靭性・追従性を最優先したい方 → レジリエンスウレア(HIGH-QUALITYプラン)が適切

十文字での保証と家健(いえけん)アフターメンテナンス

結論:十文字でレガロを施工すると、メーカー保証に加えて自社保証と「家健」3回の無料定期メンテナンスがついてきます。

無機塗料レガロシリーズの保証・家健内容をまとめた画像。上段では17年耐久のSTANDARDプランとして、強靭なシロキサン結合、HALS採用、フローティングハイドロシステム、特殊酸化チタン、UVキャッチなどの特徴を紹介し、下段では屋根15年・外壁17年の耐久年数、屋根5年・外壁7年のメーカー保証・工事店保証、家健3回を示している。

レガロ(STANDARDプラン)の保証・家健スケジュール

  • メーカー保証:屋根5年/壁7年
  • 十文字の工事店保証:屋根5年/壁7年
  • シーリング保証:あり
  • 家健(無料定期メンテナンス):3回
  • 家健の実施タイミング:施工後3年・5年・7年

「家健」とは

家健は、お引渡し後の塗料と建物の状態を定期的に確認する、十文字の無料アフターメンテナンス制度です。

サービスの流れ:

  1. 施工完了
  2. 無料点検(塗料や建物の状態を確認)
  3. 補修対応(不具合があれば無償補修)
  4. 長期維持(お引渡時の状態を長く保つ)

レガロの場合は施工後3年・5年・7年の計3回、ご訪問をして塗膜の状態をチェックします。

なぜ家健があると安心なのか

塗装業界には「施工後は連絡が取りづらくなる」という業者も少なくありません。家健は引渡し後の状態を「会社として責任持って見続ける」ための仕組みです。塗料の性能を最大限引き出すには、施工品質だけでなくその後のメンテナンスも含めた長期視点が必要です。

保証・家健の詳細はこちらから

レガロでもラストペイントは実現できる?

結論:お客様のライフプランによっては、レガロも十分にラストペイント(最後の塗装)になります。

「ラストペイント」は塗料の耐久年数の絶対値だけで決まる思想ではありません。お客様一人ひとりのライフプランの中で「もう塗らない」を実現することが本質です。レガロの17年耐久は、ライフプラン次第で十分にその役割を果たせます。

レガロがラストペイントになるケース

レガロの17年耐久は、以下のような方にとって最後の塗装として十分な性能を発揮します。

  • 60代以上の方 ― 今回塗装すれば80代前半まで再塗装不要
  • すでに2〜3回目の塗装の方 ― これまでの塗装履歴と合わせて住まいの寿命をカバー
  • ご夫婦お二人で住まわれる方 ― お子様の独立後、住まいの規模を縮小する計画がある場合
  • 売却・継承を視野に入れている方 ― 次世代への引き継ぎ前の最終メンテナンスとして
  • コストと耐久のバランスを重視する方 ― 「最高峰でなくとも、家族の住まう年数をカバーできれば十分」という考えの方

段階的なラストペイントという選択

築15〜20年でまだ住まいの将来計画が固まっていない方には、レガロを選んで「17年後に改めて判断する」という段階的なアプローチも合理的です。その時のご家族の状況や住まいの計画次第で、再度の塗装を選ぶか、別の選択肢を取るかを決められます。

「いま絶対的な最終結論を出さない」ことも、ラストペイントの一つのかたちです。

無機ハイブリッドチタンガードが「絶対的なラストペイント」を提供する塗料だとすれば、レガロは「あなたのライフプランに合わせたラストペイント」を実現する塗料です。

よくある質問

レガロシリーズの耐用年数は何年ですか?

15〜17年です。STANDARDプランとして17年耐久のスペックがカタログに記載されています。

レガロは1液型ですか?2液型ですか?

両方あります。レガロ・レガロアクアは1液型、レガロNeo・レガロルーフNeoは2液型です。1液型は作業性に優れ、2液型はより強固な塗膜を形成します。

レガロとゼニスの違いは何ですか?

樹脂の構成と耐久年数が異なります。レガロはシロキサン無機シリコン樹脂で17年耐久、ゼニスはシロキサン無機フッ素樹脂で23年耐久です。フッ素配合のゼニスの方が耐汚染性が高くなります。

レガロは屋根にも使えますか?

レガロルーフNeo(屋根用・2液型・遮熱型対応)を使います。一般的なスレート屋根や金属屋根に対応します。

F☆☆☆☆とはどういう意味ですか?

ホルムアルデヒドの放散量が極めて少ないことを示す建築材料の最高等級です。室内環境への影響が最も少ない区分で、使用面積制限のない安心の認証です。

十文字でレガロを施工した場合の保証はどうなりますか?

メーカー保証(屋根5年/外壁7年)に加えて、十文字の工事店保証(屋根5年/壁7年)とシーリング保証、さらに家健アフターメンテナンス3回(施工後3年・5年・7年)が付帯します。

宇都宮の気候でレガロは大丈夫ですか?

問題ありません。宇都宮の紫外線量は本州標準ですが、PLジャパンの暴露試験は本州の約3倍の紫外線量がある宮古島で実施されており、宇都宮の気候であれば余裕を持って性能を発揮します。

まとめ

レガロシリーズは、PLジャパンの「高耐候性ラジカル制御型シロキサン無機塗料」です。

  • 耐用年数:15〜17年
  • ラインナップ:外壁・屋根・水性・2液型から選べる4種類
  • 認証:F☆☆☆☆(最高等級)
  • 技術:クワトロガードテクノロジー採用
  • 位置づけ:ライフプランに合わせたラストペイントを実現する塗料

「絶対的な最後の塗装」を求める方には無機ハイブリッドチタンガードが、「ご自身のライフプランに沿ったラストペイント」を求める方にはレガロが、それぞれ合理的な選択肢になります。

十文字では現地調査・カラーシミュレーション・お見積もりを無料で行っています。「うちの家にはレガロが合っているのか」「他塗料との比較を見たい」という方は、お気軽にご相談ください。

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